プレスリリース

Webサービスへの「パスキー認証」導入をクラウドサービスで最短に。 開発者向け新サービス「YubiOn FIDO2 Server Service」提供開始 ~フィッシングゼロをすべてのサービスへ~

2025年9月8日
報道関係者各位

認証セキュリティソリューションYubiOnを提供する株式会社ソフト技研(代表取締役 藤田法夫 1983年設立)は、Webサービスやアプリケーションにパスキー(FIDO2)認証を簡単かつ迅速に組み込める事業者向けの新サービス「YubiOn FIDO2 Server Service」を、2025年9月8日より提供開始することをお知らせします。

 

本サービスは、FIDOアライアンスの公式認定を取得したサーバー(認定日: 2019年3月11日)を基盤としており、直感的な管理画面と開発者フレンドリーなAPI・SDKを提供することで、これまでパスキー対応に技術的・コスト的なハードルを感じていた事業者様でも、自社サービスへ世界標準に準拠したフィッシング耐性の高い次世代認証を容易に導入できるよう支援します。

 

画像:あなたのサービスとパスキーを繋ぐサービス

▼YubiOn FIDO2 Server Service 紹介ページ https://fss.yubion.com

 

■ 開発の背景

近年、スマートフォンやPCの生体認証機能を利用したパスワード不要のサインイン方法「パスキー」が急速に普及しています。パスキーは、サーバー側でパスワードを保持しないため情報漏洩のリスクが低く、また、フィッシング詐欺に対して極めて有効な認証方式として注目されています。

しかし、その導入には専門的な技術知識が必要であり、特に技術者や資金のリソースが限られる中小企業やスタートアップにとっては、自社サービスへの実装は依然としてハードルが高いのが現状です。 株式会社ソフト技研は、この課題を解決するため、使いやすさを徹底的に追求したAPIサービスとして「YubiOn FIDO2 Server Service」を開発しました。本サービスをご利用いただくことで、事業者は開発コストを大幅に抑制しながら、ユーザーに対して安全で快適なログイン体験を提供することが可能になります。

■ 「YubiOn FIDO2 Server Service」の主な特徴

1.APIとSDKで、パスキー実装をシンプルに
SDKを利用することで、数行のコードを追記するだけでパスキー認証の登録・認証フローを実装可能。これまで数週間~数ヶ月かかっていた開発を大幅に短縮し、最短での導入を実現します。

2.刷新された使いやすい管理画面
サービス導入の起点となる管理画面は、開発者の使いやすさを第一に考えて設計されています。RP(Relying Party:認証連携を行うサービス)の登録からAPIキーの発行、各種設定までを直感的な操作で完結できます。

3.APIログの確認機能
管理画面からAPIの利用状況やログを簡単に確認できます。サービスの稼働状況の監視や、万が一のトラブルシューティングにも迅速に対応可能です。

4.無料から始められる料金プラン
個人開発や機能検証に最適な無料プランをご用意。サービス規模の拡大に合わせて柔軟に選択できる、スタートアップにも導入しやすい価格体系です。

5.FIDOアライアンス認定のサーバー基盤
本サービスの基盤となるFIDO2サーバーは、2019年3月11日にFIDOアライアンスより公式な認定(Certification)を取得しています。世界標準の仕様に準拠した、信頼性の高い認証基盤をご利用いただけます。

画像:システム構成イメージ


■ YubiOn事業部 統括責任者 福野よりコメント

「パスワードによる認証は、安全性の低さとセキュリティリスクの両面で限界を迎えています。私たちは、この『YubiOn FIDO2 Server Service』を通じて、あらゆる規模の事業者がパスキーの恩恵を受けられるようにしたいと考えています。開発者の皆様が本来のサービス開発に集中できるよう、認証という重要な土台を、簡単かつ堅牢な形で提供します。私たちとご一緒に、パスワードのない安全で快適なサービスを提供しましょう。」


■ 料金プラン

お客様のサービス規模に応じて選択いただける4つのプランをご用意しています。

画像:料金プラン

※ MAU (Monthly Active Users): 月間のアクティブユーザー数

 

■ 今後の展望

「YubiOn FIDO2 Server Service」は、今後も「導入のハードルを感じさせない簡単さ」を追求し、継続的な機能改修やドキュメントの拡充を進めてまいります。より多くのサービスでパスキー認証が当たり前になる世界の実現を目指して、開発者の皆様を支援してまいります。

 

TOP