プレスリリース

認証サーバを開発し、FIDO2認定を取得しました

報道関係者各位

2019.04.10
株式会社ソフト技研

 

『ソフト技研が認証サーバを開発し、FIDO2認定を取得』
~ 次世代認証FIDO2の普及促進に貢献 ~

株式会社ソフト技研(代表取締役 藤田法夫)は「あらゆる世界を良くする」という使命をもって1983年に設立され、コア事業である防災情報などの社会システムで35年の実績を有します。2015年よりパスワードを超える世界を動かすことを目指し、FIDOアライアンスにスポンサーレベルメンバーとして参加しています。Yubikeyを国内でいち早く紹介し普及に務めている当社は、Yubikeyの販売はもとよりYubicoOTPを利用したサービスおよび認証サーバの提供も行っています。

現在、市場投入されたFIDO関連の製品はグローバルで多く存在しますが、公開されている技術文書等は専門用語が英文で書かれたものが多く、一般的に理解と認知を促進し利用に至る上ではまだ難解な点が多いというのが現状です。また、利用する企業規模にかかわらずFIDOに簡単に取り組む環境はまだ多くなく、そういったサーバやクライアント環境を提供する国内ベンダーも少ないのが課題であると認識しております。

当社はこの現状を鑑み、あるべきはFIDOアライアンスの目的に沿った貢献とFIDOアライアンス発展の加速化および利用者も支援できる環境整備作りと考えています。そのためには一般に広く利用しやすい環境をより多く提供できるFIDO2サーバを自社開発することです。結果、当社は2月18日にシリコンバレーで開催されたFIDO2相互接続性試験をパスし、3月11日にFIDOアライアンスより正式に認定を受けました。当社が開発した【YubiOn FIDO2®Server】がFIDO2認定を取得したことを本日発表いたします。

図1)FIDO2認証サーバ認定書

~ FIDOアライアンスのEC・ボードメンバーでFIDO Japan WG座長
株式会社NTTドコモ プロダウト部 プロダクトイノベーション担当部長
森山 光一様からのエンドースメントコメント ~
「今回、FIDO Japan WG設立のきっかけの一つを与えてくださったソフト技研様が自らFIDO2サーバを開発し、FIDOアライアンスが提供する認定プログラムを通じてFIDO2認定を取得されたことをうれしく思います。FIDOアライアンスの目標はパスワードへの依存を解決することであり、FIDO Japan WGとしての活動を通じての大きな成果の一つと考えています。企業規模にこだわらず取り組めることを示されたこともすばらしいと思います。今後の展開も大変楽しみにしております。」


~ 株式会社ソフト技研 代表取締役 藤田 法夫 ~

 「今回当社の認証サーバがFIDO2認定を取得しました。これは、FIDO2の普及のためにクライアントからサーバまで一貫したオープン技術を利用しやすい形、方法で提供することを強く意識しています。国内をはじめ海外に対してもサービス提供事業者、サービスシステム構築事業者、企業内情報システム部門にお役に立つことを考えています。FIDO認証システムを利用したいがどの様に取組んだら良いのか苦慮している方々にも貢献すべく、あらゆる事業者あらゆる団体に対して安心安全をしっかりサポートすることを最大の使命としています。」

TOP